basis アイム山陰
外観イメージ

完成見学会

owner’s voice

これから先の30年を
考えて建てた平屋

きっかけは、これからの暮らしを考えたこと。

住んでいた家は築45年。増築やリフォームをして住んでいたが、ちょこちょこ直した結果、間取りが良くなく住みにくい家になっていた。寒くて、暑くて、無駄に広い。子どもも大きくなり、使わないトイレや物置になった2階の部屋があった。
自分のこれから30年を考えると、性能の良い暖かい家に住みたいと思った。

住宅展示場での驚き。見えてきた自分の理想。

4社ほど住宅展示場へ行き、家の性能に驚いた。暑い時期だったのに家に入ったら、どの部屋も涼しく快適。
しかし、どこの展示場も子育て世代をターゲットにしているところがほとんど。参考になる部分もあるが、ほとんど間取りや動線のつくりが同じ。個性がなくて、自分はそこに当てはまらないと感じた。

staff voice

子育て世代は暮らしの変化が大きいです。子どもや仕事など目の前のことに精一杯で、なかなか自分に合った間取りをみつけられません。将来を見据えると自分に合ってないということもありますね。子育て世代の要望は、家事動線が良くて、収納があって、リビングの横に和室があってお昼寝ができて、子ども部屋は何畳でなど、言われることが同じになりやすいんです。

大きな家からコンパクトな平家へ。
これまでの暮らしを、間取りに反映。

大きな家に1人で暮らしていた時期が2年間あった。その時、自分に必要な空間や物をイメージして生きていた。少しずつ断捨離を続け、ほぼどの部屋も空っぽに。最後は、部屋は和室が1つ、それに自分たちのスペース、後は生活の部分があれば充分という考えに行き着いた。

「今の暮らし」をそのまま伝えた。それが良かった。

家づくりで、まず要望したのはできるだけコンパクトに生活ができるように。後は仏壇と床の間、キッチンがL字型。玄関は小さくて良くて、土間スペースを造ってくださいと。土間は、以前バックヤード的に使っていた。裏が畑なので流しもついていて、ゴミを置いたり、漬け物を置いたり、すごく便利だった。家族は主に玄関でなく勝手口から出入りしていたこともそのまま伝えた。

「会話の中で見つける、より暮らしやすい間取り

また提案され、驚いたのはキッチンに直接通れるよう壁をくり抜くというアイデア。
お米の袋が常に3袋くらいあるという話をしたら「お米を持って、ぐるりと台所まで回るのは重くて大変だから」と(くり抜いてもらった)。買い物をして帰って来たとき、荷物をここに置ける。ゴミもここから出せる。さらに暮らしやすいよう提案してもらった。

staff voice

前の家を何回も見させてもらって、ご要望が具体的でした。「これはこうすると体が痛くなるから、こうするのがいい」など、そうするべき理由がはっきりとあり、「だったらこうしよう」と考えることができました。「こうなったらいいな」という夢ではなく、今の現実を教えてもらったからこそ、良い家ができたと思います。こちらの提案だけでなく、打ち合わせでキャッチボールができ、かつリアルな声が聞けてすごくよかったですね。

新しいのに懐かしい。
思い出を受け継ぐ家。

現場を見に行って玄関の天井に驚いた。先に息子が見つけて、「ああ!」と。仏間のところや欄間など、使ってもらいたいものがあった。前の家でこだわって付けたのを見て育ったので、取り外すのも大変なのに。使ってもらって有り難い。
また、整地中に出てきた大きな石を「掃き出しに置いて、靴脱ぎ石にしませんか」と言われ写真を見ると、私の祖父が最初に家を建てたとき、縁側に踏み石として置いてあった石だった。偶然にも先代たちの想いを引き継げた。

今ではもう大工さんも出来ないものが、昔の家にはいっぱいある。そういう良さを分かってもらえて、取り入れてもらえるのは有り難いと思う。

子育てが終わってからの家づくり。
これから建てる人に思うこと。

今の自分の暮らしをよく考えて理解しておくことが大切。子育て世代は、子ども中心に考えることが多いが、子どもは子ども部屋があればいいと思う。子ども中心に考えるのは子ども部屋だけにして、本当に大人が暮らしやすい生活空間をつくっておかないと30年後に困る。

30年後のことも考えるなら、リフォームしやすい造りを頭に置いておくこと。今の生活がずっとではない。そこを考えないといけないが、なかなか想像できないと思う。なので、造り変えることを念頭に置くことをお勧めする。
この家も息子の部屋をつくっているが、いなくなる可能性もある。そうしたら、空いた部屋をどうするか。一間だけ人に貸すことも考えられる。

今回、気をつけたことは「小さく、小さく」
和室も6畳にできたけれど、あえて4畳半に。自分の感覚の中で大きいものを想像しがちだけれど、実はそこまでの大きさはいらない。自分の必要なスペースや規模を理解することが大事。

staff voice

basisでは将来を見据えた設計を心がけています。ただ広いだけの子ども部屋をつくることはあまりなく、できるだけコンパクトにして、子どもが独立したら物置きにしたり、お客様が来たときに泊まってもらえるスペースなどにしたり、色々変えられるようにしています。

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